June 9th, 2017
俺ガイル雑記
Anime Relations: Yahari Ore no Seishun Love Comedy wa Machigatteiru.
It is too difficult to write this review in English because I don't tell you in detail enough to what I want to write. So i'll write this review in Japanese.
全体で言うと、この作品は「卑屈なオタクの願望」です。みんなから嫌われるようなことをして、キモイと思われながらも、自分から状況を改善することはない。その結果、現実ではキモオタと蔑まれ嫌われる。(英語なweaboo, gross otakuといった感じかな?)当然の帰結です。でも、この作品はフィクションだから。どれだけキモくても、卑屈になっても、「それでも」と言って近づいてくる可愛い女の子や友達がいる。それは歪んだ性癖みたいなものです。自分がネガティブになって、卑屈になって、自己犠牲によって周りを遠ざけてもそれを理解して甘やかしてくれる誰かがいる。そんなに充実感を得られる状況はほかにないんじゃないでしょうか。そのためのポルノといってもいい。相手のことを罵倒しても罵倒しても、「それでも」と言ってくれることが本当の愛なんだと、そうゆう現実では手に入らない満足を得られる、そうゆう作品です。
ここまで書くと、ものすごい批判をしているように聞こえるかもしれませんがそんなつもりは一切ないです。比企谷の行動原理はたぶん卑屈さの本質で、人間みな持っている欲望の一つなんだと思います。でも、他に俺ガイルほどこれをうまく利用した作品は僕は知らないです。自分の願望を否定して、でもその願望を否定したいという願望に気づくのが比企谷なんだと思います。僕は、というか大多数の人間がそうだと思いますが、青春時代、自分でいろんなことに疑問を持ってそれを自分で否定して、結局答えが見つからないままいつの間にか大人になってしまった。この作品はそうゆう青春の自問自答をしつつ、フィクションという禁じ手を使って答えを導いていく。それが僕にとっては他で手に入らない面白さです。慈善の自己犠牲を誰かに評価してもらってそれを偽善だと自分で否定する。それを憐れんで追いかけてきてもらう。そうゆう甘えたがりの極みみたいな性癖を満たすことができる作品です。酷い言葉だけど愛はあるから、わかってね。
アニメの1期だけで言えば、評価したいのはキャスティングと演出です。評価できないのはキャラクターデザインです。キャラデザは続の方が作品にあっているし、今見返してみると1期1話の比企谷の演技なんてひどいもんですよ。まぁ、まだ固まっていなかったのでしょう。でも、2話以降劇的に変わるので問題ないと思います。
レビューじゃなくなっている気がしますね。修正します。1期は単純な「リア充に対するオタクの復讐劇」です。オタク、というかスクールカーストの下の人間は、上位の人間より本当は優れているんだぞ!ということを小説にしたようなものです。底辺にしかわからないことがある。それの代表がまず3話。「お前は知らない。」です。そして4話で出てくる「リア充が底辺を頼る」構図です。まぁ、実際にはありえないだろうけど、アニメとしては面白いです。4,5話に関しては、一種のミステリーのとして楽しめます。6話に関しては、この作品の本質的な卑屈さのその先にあるものが楽しめます。タイトルと内容が一致しているのはとてもいい演出ですね。7,8に関しても4,5話のような単発のものだと考えていいでしょう。まぁそもそも奉仕部というシステム自体がこの構成を作っているので当然と言えば当然ですが・・・。
さて、9話からが本質に迫ると思います。雪乃の姉という存在を通して、奉仕部の関係、3人の関係に疑問を投げかけられる。雪ノ下静という存在がいることで自然に自己のコミュニティの存在を再認識させられます。作者的には比企谷にやらせてもよかったのだろうけど、それはあまりにも不自然だからということでしょう。雪ノ下雪乃という、スクールカーストから追い出された人間の本質を問う話です。この解答は続に続きます。10話ではスクールカースト下位の人間が持っている不満を「口に出してしまったら」というフィクションです。もはやSFと言ってもいい。でも、これは明らかな悪者がいるからで、意図的に作られた話という感じがします。それを感じられない人はただ単純にアニメを楽しんでみていればいいと思うし、そうじゃない人は渡航先生がそもそもなにを書きたくてこんな状況を作ったのか考えてみると楽しんで見れると思います。
さて12では比企谷お得意の「卑屈なヒーロー」さが楽しめます。でも、頭がいいのか察しがいいのか、他の誰かが必ず比企谷の本質を見抜いてくれます。これはとても気持ちいですね。現実ではありえません。でもそれこそがこの卑屈な感動ポルノの面白いところなので、必要だと思います。個人的に、この作品にライブシーンはいらないし、盛り上がりやCD販促と言っても負担を考えれば必要ない。12話のライブシーンはリアルタイムで見ているときも違和感を覚えました。
13話では単なる3話の繰り返しですね。「オタク>リア充」の構造です。まぁ作者脚本のアニオリ回なのでこんなもんでしょう。
二期のための犠牲です。十分に楽しめる内容だとは思いますが、そうでなくても我慢して見てください。まだ適切な言葉でこの作品を表せていませんが、構図だけ見るならばこうゆうことになります。でも、人間が持っている様々な通常ではない形の関係やポジションを何が問題なのか、どうするべきかを考え直して突き詰めていく。それが、過去に少しでも感じだり考えていた人にとってはアニメの時間を超えた面白さがあると思います。アニメを何も考えずに消化したい人には絶対に面白くないか、普通に楽しめるかのどちらかでしょう。
全体で言うと、この作品は「卑屈なオタクの願望」です。みんなから嫌われるようなことをして、キモイと思われながらも、自分から状況を改善することはない。その結果、現実ではキモオタと蔑まれ嫌われる。(英語なweaboo, gross otakuといった感じかな?)当然の帰結です。でも、この作品はフィクションだから。どれだけキモくても、卑屈になっても、「それでも」と言って近づいてくる可愛い女の子や友達がいる。それは歪んだ性癖みたいなものです。自分がネガティブになって、卑屈になって、自己犠牲によって周りを遠ざけてもそれを理解して甘やかしてくれる誰かがいる。そんなに充実感を得られる状況はほかにないんじゃないでしょうか。そのためのポルノといってもいい。相手のことを罵倒しても罵倒しても、「それでも」と言ってくれることが本当の愛なんだと、そうゆう現実では手に入らない満足を得られる、そうゆう作品です。
ここまで書くと、ものすごい批判をしているように聞こえるかもしれませんがそんなつもりは一切ないです。比企谷の行動原理はたぶん卑屈さの本質で、人間みな持っている欲望の一つなんだと思います。でも、他に俺ガイルほどこれをうまく利用した作品は僕は知らないです。自分の願望を否定して、でもその願望を否定したいという願望に気づくのが比企谷なんだと思います。僕は、というか大多数の人間がそうだと思いますが、青春時代、自分でいろんなことに疑問を持ってそれを自分で否定して、結局答えが見つからないままいつの間にか大人になってしまった。この作品はそうゆう青春の自問自答をしつつ、フィクションという禁じ手を使って答えを導いていく。それが僕にとっては他で手に入らない面白さです。慈善の自己犠牲を誰かに評価してもらってそれを偽善だと自分で否定する。それを憐れんで追いかけてきてもらう。そうゆう甘えたがりの極みみたいな性癖を満たすことができる作品です。酷い言葉だけど愛はあるから、わかってね。
アニメの1期だけで言えば、評価したいのはキャスティングと演出です。評価できないのはキャラクターデザインです。キャラデザは続の方が作品にあっているし、今見返してみると1期1話の比企谷の演技なんてひどいもんですよ。まぁ、まだ固まっていなかったのでしょう。でも、2話以降劇的に変わるので問題ないと思います。
レビューじゃなくなっている気がしますね。修正します。1期は単純な「リア充に対するオタクの復讐劇」です。オタク、というかスクールカーストの下の人間は、上位の人間より本当は優れているんだぞ!ということを小説にしたようなものです。底辺にしかわからないことがある。それの代表がまず3話。「お前は知らない。」です。そして4話で出てくる「リア充が底辺を頼る」構図です。まぁ、実際にはありえないだろうけど、アニメとしては面白いです。4,5話に関しては、一種のミステリーのとして楽しめます。6話に関しては、この作品の本質的な卑屈さのその先にあるものが楽しめます。タイトルと内容が一致しているのはとてもいい演出ですね。7,8に関しても4,5話のような単発のものだと考えていいでしょう。まぁそもそも奉仕部というシステム自体がこの構成を作っているので当然と言えば当然ですが・・・。
さて、9話からが本質に迫ると思います。雪乃の姉という存在を通して、奉仕部の関係、3人の関係に疑問を投げかけられる。雪ノ下静という存在がいることで自然に自己のコミュニティの存在を再認識させられます。作者的には比企谷にやらせてもよかったのだろうけど、それはあまりにも不自然だからということでしょう。雪ノ下雪乃という、スクールカーストから追い出された人間の本質を問う話です。この解答は続に続きます。10話ではスクールカースト下位の人間が持っている不満を「口に出してしまったら」というフィクションです。もはやSFと言ってもいい。でも、これは明らかな悪者がいるからで、意図的に作られた話という感じがします。それを感じられない人はただ単純にアニメを楽しんでみていればいいと思うし、そうじゃない人は渡航先生がそもそもなにを書きたくてこんな状況を作ったのか考えてみると楽しんで見れると思います。
さて12では比企谷お得意の「卑屈なヒーロー」さが楽しめます。でも、頭がいいのか察しがいいのか、他の誰かが必ず比企谷の本質を見抜いてくれます。これはとても気持ちいですね。現実ではありえません。でもそれこそがこの卑屈な感動ポルノの面白いところなので、必要だと思います。個人的に、この作品にライブシーンはいらないし、盛り上がりやCD販促と言っても負担を考えれば必要ない。12話のライブシーンはリアルタイムで見ているときも違和感を覚えました。
13話では単なる3話の繰り返しですね。「オタク>リア充」の構造です。まぁ作者脚本のアニオリ回なのでこんなもんでしょう。
二期のための犠牲です。十分に楽しめる内容だとは思いますが、そうでなくても我慢して見てください。まだ適切な言葉でこの作品を表せていませんが、構図だけ見るならばこうゆうことになります。でも、人間が持っている様々な通常ではない形の関係やポジションを何が問題なのか、どうするべきかを考え直して突き詰めていく。それが、過去に少しでも感じだり考えていた人にとってはアニメの時間を超えた面白さがあると思います。アニメを何も考えずに消化したい人には絶対に面白くないか、普通に楽しめるかのどちらかでしょう。
Posted by UBJP | Jun 9, 2017 1:07 AM | 0 comments
June 3rd, 2017
First Blog 「 Do you know "Mastodon?" 」
Anime Relations: Monster Musume no Iru Nichijou
Yesterday I joined to Recommendation Club, and was given some advice. It is very glad for me to talk with anime fans living in other countries.
BTW (a friend used this!)
In Japan, Mastodon is coming to be used instead of twitter or Facebook.
Mastodon is a free, open-source social network. A decentralized alternative to commercial platforms, it avoids the risks of a single company monopolizing your communication.
I think this Social network is for anime fans!
For example, someone created a server on the purpose to talk only about "Monster Musume no Iru Nichijou" . Anyone can create an account in that server, and toot (called in mastodon, it is the same means to tweet) about anything concerned with Monmusu. Of course you can toot about other things. that is the community which love Monnusu.
And Mastodon has 3 time line. First line is ordinary time line like twitter. Second is "local timeline" . This time line displays all toots in the server. The last one is "federated timeline". This displays "all" toots in "all" of the server which have relationship with your living server. It is too quick to read all post on federated timeline.
I think MAL is the best community, but mastodon can replaced here.
In Japan, over 100,000 users signed up Pwaoo (one of the server of mastodon ).
And many artist always toot the GOD picture about Hentai, anime, manga, and etc...
Mastodon is a new system, but have a big potential. To check out it is a MAST!
BTW (a friend used this!)
In Japan, Mastodon is coming to be used instead of twitter or Facebook.
Mastodon is a free, open-source social network. A decentralized alternative to commercial platforms, it avoids the risks of a single company monopolizing your communication.
I think this Social network is for anime fans!
For example, someone created a server on the purpose to talk only about "Monster Musume no Iru Nichijou" . Anyone can create an account in that server, and toot (called in mastodon, it is the same means to tweet) about anything concerned with Monmusu. Of course you can toot about other things. that is the community which love Monnusu.
And Mastodon has 3 time line. First line is ordinary time line like twitter. Second is "local timeline" . This time line displays all toots in the server. The last one is "federated timeline". This displays "all" toots in "all" of the server which have relationship with your living server. It is too quick to read all post on federated timeline.
I think MAL is the best community, but mastodon can replaced here.
In Japan, over 100,000 users signed up Pwaoo (one of the server of mastodon ).
And many artist always toot the GOD picture about Hentai, anime, manga, and etc...
Mastodon is a new system, but have a big potential. To check out it is a MAST!
Posted by UBJP | Jun 3, 2017 1:37 AM | 0 comments